驚き焦る画像

幅寄せされたら怖いですよね。SNSでもよく危険な幅寄せが投稿されています。
運転初心者さんペーパードライバーさんにとって、道路での様々な状況は不安の種。特に、幅寄せは非常に危険な行為であり、パニックに陥ってしまう方もいるでしょう。でも実は、気づかず幅寄せしている事も多いんです。
この記事では、運転初心者さんペーパードライバーさんでも理解しやすいように、死角が原因で起こる幅寄せについて、なぜ起こるのか、どう危険なのか、どう対処すればいいのかをわかりやすく解説します。

気づかずに危険な幅寄せを!?

まずはこの画像をご覧ください。

死角1

灰色の部分が運転席の死角(見えないところ)です。
特に、斜め後方はほぼ見えません。

そして次の画像、灰色部分(死角)が増えています。
何だかわかりますか?

死角2

顔を横にして目視をしないと見えない部分を消しました。

運転をしながら、左右目視をしていますか?
残念ながら、多くのドライバーが目視をしていません
つまり、斜め後方がほとんど見えていないんです。

もうおわかりでですね。

死角と幅寄せ1
死角と幅寄せ2

赤い車が見えていない状態で、真ん中の車は左右に動きます。
赤い車からすると、幅寄せされた!となるんです。

実は、このような悪意のない幅寄せもとても多いです。
危険な幅寄せをしないために、きちんと原因と対策を学んでいきましょう。

なぜ死角が原因で幅寄せが起こってしまうの?

死角とは、運転席から直接視界に入らない部分のことです。この死角に他の車が隠れていることに気づかず、幅寄せをしてしまい、事故につながるケースが少なくありません。

死角が原因で幅寄せが起こる主なケース

  • 後方確認不足: バックミラーやサイドミラー、目視での確認が不十分な場合
  • 車体の大きさの感覚がつかめていない: 自分の車の大きさを正確に把握できていない場合
  • 周囲の状況への注意不足: 歩行者や自転車、バイク、自動車などに気が付かない場合

死角が原因の幅寄せがなぜ危険なのか?

死角が原因の幅寄せは、以下のような危険な状況を引き起こす可能性があります。

  • 接触事故: 死角にいた車両と接触し、大きな事故につながる可能性があります。
  • 追突事故: 幅寄せされた車両が急ブレーキをかけ、後続車が追突する可能性があります。
  • 巻き込み事故: 自転車や歩行者を巻き込む可能性があります。

死角をなくすことはできないの?

残念ながら、死角を完全に無くすことはできません。しかし、以下の対策をとることで、死角による事故のリスクを減らすことができます。

  • ミラー調整: ミラーを適切な位置に調整し、死角を最小限にしましょう。
  • 目視確認: ミラーだけでなく、直接目で確認することも重要です。特に、車線変更前や交差点を曲がる前などは、必ず目視確認を行いましょう。
  • 安全確認の習慣化: 安全確認を習慣化することで、無意識に周囲の状況に注意を払うことができます。
  • 車間距離を保つ: 車間距離を十分に保つことで、急な事態に備えることができます。

ペーパードライバーが注意すべきこと

ペーパードライバーの方にとって、死角は特に注意すべき点です。

  • 運転に慣れるまでは、ゆとりを持った運転を心がけましょう: 焦らず、余裕を持って運転することで、安全確認の時間を十分にとることができます。
  • 運転教習所で学んだことを思い出す: 運転教習所で学んだ安全確認の方法をしっかりと守りましょう。
  • ベテランドライバーにアドバイスを求める: 経験豊富なドライバーに、死角について相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

死角が原因の幅寄せは、非常に危険な行為です。安全運転のためには、死角を意識し、常に周囲の状況に注意を払うことが大切です。この記事を参考に、安全運転を心がけましょう。

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*この記事は、一般的な運転に関する情報を提供することを目的としています。実際の運転にあたっては、道路交通法をはじめとする関連法規を遵守し、安全運転を心がけてください。また、個々の状況に応じたアドバイスではありません。より詳しい情報については、自動車教習所や専門家にご相談ください。