最近はゲリラ豪雨のような大雨が増えてきました。悪天候下での運転は、視界が悪くなったり、路面が滑りやすくなったりと、普段よりも注意が必要です。この記事では、運転初心者さん・ペーパードライバーさん向けに、雨、霧など、様々な悪天候下での運転の注意点と安全な運転のコツを紹介します。
まずはこちらの画像を見てください。
道路表示(横断歩道や停止線、車線など)は見えますか???
実は、雨が降るといろいろなものが消えます!
歩行者や自転車(カッパを着て周りが見えていない!!)、他の自動車がどこを走ってくるかわからなくなるんです!
これを知らずに運転すると事故を起こします。
でも、ポイントがわかれば大丈夫です。一つ一つ確認していきましょう。
Contents
雨の日の運転
- 速度の調整: 雨が降ると、ライトや照明の反射で路面表示が見えなくなります!気付いたら反対車線を逆走していたなんていうことも!まずはスピードを落としましょう。また、雨天時は路面が滑りやすいため、速度を控えめにし、急加速・急ブレーキ・急ハンドルを避けましょう。
- 車間距離の確保: あなたと同じく、前の車を運転している人も視界が悪くなっています。突然急ブレーキを踏むかも知れません。車間距離をいつもより多めに確保しましょう。
- 視界の確保: ワイパーのスピードを調整し、フロントガラスをクリアに保ちましょう。雨天時は、ヘッドライトのロービームを点灯させると、周囲の車からあなたの車が認識されやすくなります。
- タイヤのグリップ: タイヤの溝の状態を確認し、摩耗している場合は交換しましょう。
- ハイドロプレーニング現象に注意: 高速道路などで、タイヤと路面の間に水が挟まり、タイヤが路面を捉えられなくなる現象です。こうなるとハンドルもブレーキも効きません!速度を控え、タイヤの溝を深く保つことが大切です。
霧の日の運転
- ライトの適切な使用: フォグランプがある場合は、ロービームと併用することで視界を確保できます。
- 車間距離: 前車との車間距離を十分に保ちましょう。
- 路肩からの逸脱に注意: 路肩がどこにあるのか判断しづらいので、センターラインを目安に走行しましょう。
悪天候時の共通の注意点
- ワイパーの確認: ワイパーのブレやビビりがある場合は、交換が必要です。
- 周囲の車との距離: 車間距離を十分に保ち、他の車との接触を避けましょう。
- 歩行者や自転車に注意: 視界が悪いため、歩行者や自転車が見えにくくなっています。特に横断歩道付近では十分に注意しましょう。
- 視界の確保: 窓が曇る場合は、エアコンのデフロスタ機能を使用しましょう。
まとめ
悪天候下での運転は、普段よりも注意が必要です。この記事で紹介した注意点を守り、安全運転を心がけましょう。
【ポイント】
- 悪天候時は、速度を控えめにし、いつもより車間距離を保つ
- 視界を確保し、周囲の状況にいつもより注意を払う
- タイヤの状態を良くし、路面状況に合わせた運転をする
速度を抑え、車間距離を保ち、安全運転を心がけましょう。
*この記事は、一般的な運転に関する情報を提供することを目的としています。実際の運転にあたっては、道路交通法をはじめとする関連法規を遵守し、安全運転を心がけてください。また、個々の状況に応じたアドバイスではありません。より詳しい情報については、自動車教習所や専門家にご相談ください。