運転中に前の車が急に左へ寄ってくると、「ぶつかる!」とヒヤッとしたことはありませんか?SNSでも「幅寄せされた」と不安や怒りの声を見かけますが、実はこれ、全国のペーパードライバースクールを取材する中で、最も多く耳にする悩みの一つです。
結論からお伝えします。左折時に車が左へ寄るのは、嫌がらせではなく「道路交通法第34条」に基づいた、最も安全な左折のルールです。
この記事では、全国の優良校が共通して指導している「怖さを自信に変えるコツ」を、専門的な視点からわかりやすく解説します。
車両は、左折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿つて徐行しなければならない。
道路交通法第34条
教習所より「優しく・丁寧」に
人気のペーパードライバー講習
1. 「左寄せ」はみんなを守るための誠実なルール
「周りの車に迷惑をかけてはいけない」と、道路の中央寄りから左折しようとする方が多くいらっしゃいます。しかし、それは実は一番危険な走り方です。
車が左側にピタッと寄る(左寄せする)のには、明確な理由があります。
- 二輪車の巻き込み防止: 車と縁石の間にスペースを空けると、後ろから来たバイクや自転車がそこに入り込んでしまい、接触事故の原因になります。左に寄ることは、「今は曲がるから入ってこないでね」と周囲に伝えるサインなのです。
- スムーズな交通の流れ: 左側に車が寄ることで、直進する車が右側を通り抜けやすくなります。
つまり、左に寄る動作は、あなた自身と、道路を共有するみんなを守るための「優しさ」と言えます。
2. これで怖くない!標準的な「安全左折」4ステップ
全国の教習現場で推奨されている、安全でスムーズな左折手順を紹介します。
- ルームミラーで後方確認
まずは左後ろにバイクなどがいないか、状況を把握しましょう。 - 30m手前でウィンカーと「左寄せ」
「ここで曲がりますよ」という合図を早めに出します。車体と縁石の間を、バイクが入り込めない幅(50cm以下)までじわ〜っと詰めていきます。 - 目視で巻き込み確認
ミラーだけでは死角が生まれます。自分の目で直接、左後ろを確認しましょう。 - 「徐行」でゆっくり曲がる
「徐行」とは、何かあればすぐに止まれる速度(時速10km以下程度)のこと。横断歩道の歩行者を最優先し、ゆっくりハンドルを切れば完璧です。
3. よくある疑問を解消!専門家Q&A
ペーパードライバーの方が抱きやすい疑問にお答えします。
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左に寄せすぎて、縁石にタイヤをこすらないか心配です。
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最初は「自分が思っているより少し外側」でも構いません。インストラクターたちも「まずはウィンカーを早めに出し、緩やかに寄せる感覚を養うことが大切」と口を揃えます。
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後ろの車に並ばれると焦ってしまいます。
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道路交通法を守って安全に左折しているあなたは、立派な優良ドライバーです。後ろの車のプレッシャーよりも、あなたの目の前の安全確認を最優先してください。
稀にクラクションを鳴らされることもあります。気にせず安全優先で行きましょう。
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自転車が並走している場合はどうすればいいですか?
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無理に追い越して寄せる必要はありません。自転車に行き過ぎてもらうか、速度を落として自転車の後ろについてから、左に寄る準備を始めましょう。
4. 自分に合った「一歩」を踏み出すために
理論がわかっても、実際の道路では緊張するものです。目的や環境に合わせて、プロの手を借りるのも賢い選択です。
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ルールを知ることで、道路はもっと優しく、予測可能な場所になります。「左寄せ」は、安全運転への第一歩です。
5. 最後に、警察の資料で確認しましょう
福岡県警のホームページにわかりやすい漫画がありました。
こちらでも確認してみましょう。
福岡県警察ホームページ(https://www.police.pref.fukuoka.jp/fukuoka/kasuga-ps/kaisyuu/koutuu1/jikohasseijoukyou/13_63.html)
交差点での左折は、安全確認を徹底し、手順を踏むことが大切です。焦らず、一つ一つの動作を確実に行いましょう。
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*この記事は、一般的な運転に関する情報を提供することを目的としています。実際の運転にあたっては、道路交通法をはじめとする関連法規を遵守し、安全運転を心がけてください。また、個々の状況に応じたアドバイスではありません。より詳しい情報については、自動車教習所や専門家にご相談ください。
















