車の運転を再開するにあたり、「もし路上で車が止まってしまったらどうしよう…」という不安を抱える方は非常に多いです。結論から申し上げますと、万が一のトラブルが起きた際は、パニックになって自力で修理業者を探す必要はありません。まずは、ご自身が加入している「自動車保険(任意保険)」のサポート窓口へ電話をかけてください。
全国のスクールを取材し、数多くのペーパードライバーの方からご相談を受ける中で見えてきた共通点があります。それは、トラブル時に「誰が助けに来てくれるのか」を知っているだけで、運転に対する心理的なハードルは驚くほど下がるということです。
本記事では、いざという時にあなたを助けてくれる「ロードサービス」という仕組みについて、運転初心者の方に向けて分かりやすく解説します。

車のピンチに駆けつける「ロードサービス」とは?
ロードサービスとは、路上で車が動かなくなるなどのトラブルが起きた際、電話一本でプロの作業員が現場に駆けつけてくれる「車のレスキュー隊」のことです。主に以下のようなトラブルを解決してくれます。
- バッテリー上がり: ライトの消し忘れなどが原因でエンジンがかからなくなった際、専用の機械を繋いでエンジンを復活させます。
- タイヤのパンク: 路上でのスペアタイヤへの交換や、応急処置を行います。
- キーの閉じ込み(インロック): 車内に鍵を入れたままドアがロックされてしまった際、特殊な技術でドアを開けます。
- 燃料切れ(ガス欠): 走行中にガソリンが空になってしまった場合、現場までガソリンを届けてくれます。
- 自力走行不能時のレッカー移動: 事故や深刻な故障で車が動かなくなった際、レッカー車(車を引っ張って運ぶ専用のトラック)で安全な場所や修理工場まで車を運んでくれます。
どこに連絡すればいいの?2つの大きな選択肢
では、実際にトラブルが起きた際、誰に助けを求めればよいのでしょうか。基本となる2つの選択肢を解説します。
1. まずは確認!自動車保険の「無料ロードサービス」
現在、世の中にあるほとんどの自動車保険には、このロードサービスが「無料の特典」として自動的についています。つまり、保険に入っていれば、すでにレスキュー隊を手配する権利を持っているということです。
車検証などと一緒に保管されている「保険証券」に専用の電話番号が記載されているため、運転前にスマートフォンに登録しておくことを強く推奨します。
2. 車のトラブル専門のプロ集団「JAF(ジャフ)」
自動車保険とは別に、「JAF(日本自動車連盟)」という、車の救助活動を専門に行う全国組織が存在します。
保険のロードサービスが「契約している車」を対象にしているのに対し、JAFは「会員になっている人」を対象にしているのが特徴です。そのため、年会費はかかりますが「友人の車を運転している時」や「大雪で車が雪にはまって動けない時」など、保険の無料サービスではカバーしきれないトラブルにも対応してくれます。運転頻度が増えてきたら、加入を検討したい心強いサービスです。
トラブル発生!プロが推奨する「安全確保の3ステップ」
実際に車が止まってしまった場合、焦ってすぐ外に出るのは大変危険です。まずは以下の手順でご自身の安全を確保してください。
- 安全な場所への退避とハザードランプの点灯: 可能であれば路肩に車を寄せ、ハザードランプ(チカチカと点滅するオレンジ色のランプ)をつけて周囲に危険を知らせます。
- 二次被害の防止: 高速道路や見通しの悪い道路では、車の後方に三角表示板や発炎筒を置きます。車内に座ったまま待機すると後ろから追突される危険があるため、ガードレールの外側など安全な場所に避難してください。
- 落ち着いて状況を伝える: 安全を確保してから、保険会社のロードサービス窓口に電話をかけます。「車種」「何が起きたか」「現在地(スマートフォンの地図アプリで確認)」を伝えると、スムーズに救助の手配が進みます。
【FAQ】ロードサービスに関する、よくある質問
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ロードサービスを呼ぶと、自動車保険の料金は上がってしまいますか?
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いいえ、上がりません。バッテリー上がりやレッカー移動など、ロードサービスの利用だけであれば、翌年の保険料が高くなることはありません。安心してレスキューを呼んでください。
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ペーパードライバーで、実家の親の車を運転中にトラブルが起きた場合はどうなりますか?
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車の持ち主(親御さん)が加入している自動車保険のロードサービスを利用できるケースがほとんどです。運転する前に、ダッシュボード(助手席前の収納スペース)の中にある保険証券を確認し、連絡先をメモしておきましょう。
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夜中や早朝でも助けに来てくれますか?
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はい、国内の主要な自動車保険のロードサービス窓口やJAFは、原則として24時間365日対応しています。深夜のトラブルでも遠慮なく電話をかけてください。
まずは「運転の不安」を根本から解消しませんか?
ロードサービスの存在を知ることは、いざという時の大切なお守りになります。しかし、「トラブルが起きたらどうしよう」という不安が大きすぎて運転席に座れないのであれば、まずはプロのインストラクターに助手席に乗ってもらい、運転の感覚を取り戻すことから始めてみませんか。
全国のペーパードライバースクールでは、お客様のマイカーを使用した実践的な教習や、ご自宅周辺での練習など、一人ひとりの不安に寄り添ったプランを提供しています。
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不安を抱えたまま、一人で公道に出る必要はありません。まずは一歩、プロと一緒に安全なカーライフをスタートさせましょう。
参考リンク
日本損害保険協会 会員会社ロードサービス窓口一覧(ページ後半に各保険会社の窓口一覧があります)
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